『一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- 』佐藤 多佳子

『一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- 』佐藤 多佳子
梅雨入り、気持ちから心地良く過ごしたいところで
読む前から、タイトルからも、又スポーツ部活を通した青春小説としても、爽やかさを感じさせられた☆
個人競技のイメージの強かった陸上だが
リレーという団体競技で、繰り広げられる
ストーリーは、青春真っ只中で初々しい~

幼い頃から、天才プレイヤーの兄に憧れて
健気に練習に励む主人公が、才能のなさや複雑な想いから
中学卒業と同時に、サッカーをやめてしまう葛藤が痛々しかったが
高校クライメイトに誘われて、入部した陸上で
活躍場を見つけて、思わず嬉しくなった

部活内には、練習嫌いな選手がいれば
遅くても走るのが大好きな者がいたり
陸上競技の『見えない強さを数字にする』に勤しむ者もいる
個性豊かな選手達のやりとりが微笑ましい~

部活顧問の先生から
「下半身に強力なバネ があって球技が苦手なタイプは
スピード競技で大成する」と言われ
「速くなりたい!」「速くなる!」
と意気込む主人公の純粋さが清々しくて
思わず応援したくなる気持ちも高まり
デビュー戦では、思わずハラハラどきどき…

陸上にうとい自分でも勝手な妄想を楽しみ
イメージ膨らむ、ストーリー展開に惹きこまれて
風のように?駆け抜け読み終えたとき
とてもあたたかで心地良い余韻が残り
一瞬の風になれた?ようだった♪
☆(^^)
https://goo.gl/6qgCrn
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